糖尿病の症状

糖尿病の症状は気付きにくいのが特徴です、多少血糖値が高い程度では症状のない人がほとんどです。しかしそのレベルの高血糖でも合併症は着実に発症し進行していくものです。「症状がないから大丈夫」という事ではなく、症状があれば血糖値はかなり高くなっていると考えるべきです。高血糖がひどくなると、のどが渇く、尿が多い、トイレが近くなる、体が痒い、デキモノができやすい、傷が治りにくい、足がつる、だるい、疲れやすい、物覚えが悪い、集中出来ない、眠い、空腹、食べても痩せる、といった症状が現れます。さらに血糖値がきわめて高い状態で昏睡に陥るケースがあります。

糖尿病 自覚症状

  1. だるくて疲れやすい、根気が続かない。
  2. 尿の回数が多く、量も多い。
  3. 異常にのどがかわいて水分をたくさんとる。
  4. 多く食べるのに体重が減る。
  5. 何にもできていないのに皮膚がかゆい。
  6. “おでき”ができやすい。

年齢によって変わる、かかりやすい病気

年齢があがるにつれてかかりやすい病気は変化していきます。20歳〜34歳であれば、神経系の疾患や、女性の場合では、妊娠中毒症など。35歳以上であれば、がん肝疾患。また、45歳以上では脳血管疾患などがあげられます。

その他

足の壊疽〈エソ〉も合併症の一つです。酷い場合は足を切断しなければならない事もあります。動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞の危険性も高くり、感染症にかかりやすく、虫歯や歯周病に陥りやすいなど、糖尿病 症状は全身の至るところに影響を及ぼします。

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