食事療法

糖尿病は食事と密接な関係にあるインスリンの不足や欠乏から起こる病気です。摂取する食べ物の量を制限し、栄養分も不足しないように食事のとり方を気を付けて、その人に合ったエネルギー量にすることと、栄養バランスのとれた食事に切り換えること。それが糖尿病の食事療法です。

食事療法といっても、特別な食事があるわけではありません。1日の摂取エネルギー量を制限するだけです。糖質、たんぱく質、脂質の3大栄養素のを一定量、バランスよく摂取して、ビタミンやミネラルなども欠かさずとる治療です。つまり健康的な食事に変えることが目的なのです。

糖尿病 食事

糖尿病食 一覧

ニチレイの糖尿病食

ニチレイ糖尿病食は、「糖尿病食事療法のための食品交換表」を基本に、各々のメニュ一を作成。エネルギー80kcalを1単位として計算しています。各々のメニュ一を4単位320kcalに統一し、1日の指定エネルギー量が変わっても主食やデザートを増減するだけで、簡単に食事療法が行なえるような内容になっています。

ナックス・ナカムラの糖尿病食

ナックスナカムラの糖尿病食「ピュアー&バランス」は、特別用途食品 糖尿病食調製用組合わせ食品として厚生労働省認可を得ています。生命の基本である必要なエネルギー・栄養を補うメニュー提案として、カロリーコントロール食品の「おかずセット240キロカロリー14品」、「和惣菜40キロカロリー・80キロカロリー15品」を提供している。

加ト吉の糖尿病食

冷凍食品・冷蔵食品・常温食品の総合食品メーカーとして40年培ってきた総合的製造技術を有機的に活用し食品のおいしさにこだわり医食同源の視点で商品開発を重ねて生まれた、カトキチ糖尿病食品。1単位80kcalの4単位分320kcalを1セット毎に摂取できるように調整。 生活上のカロリー計算が出来やすく、管理に最適な内容になっている。

タイヘイの「CCSメニュー」

CCSメニューは厚生労働省の「糖尿病者用宅配食品栄養指針」に基づき作られているタイプの宅配糖尿病食。1200kcal、1400kcal、1600kcal、1800kcalの4つのコースに加え、1日2食コース、3食コース、1人用、2人用がある。また専門医師の指導の下、栄養士が季節の素材を取り入れながら栄養バランスを考えた献立を提供している。

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糖尿病は食べなきゃ治らない―これまでの糖尿食は殺しのメニューだった (広済堂ブックス)