生活習慣病対策
その1.適切な生活習慣
その2.適切な食生活
その3.適度な運動と休養
その4.ストレスを溜めない
その5.タバコ・アルコールを控える
生活習慣病対策 食生活
毎日食べる食事は生活習慣そのものです。時間が不規則だったり、栄養が偏れば、確実に健康に悪影響を与えます。
▼生活習慣病を予防する食生活
- 一日30食品
- 1日3食、朝食を充実させ食品数をふやす
- 毎食、主食(5群)+主菜(1、2群)+副菜(3、4群)を揃える
- 手作りの料理をこころがける
- 動物性脂肪より植物性脂肪
- 野菜は1日300g
- 塩分は一日10g以下
- 砂糖は一日50g以下
- カルシウムは1日600mg
- 禁煙・節酒(週に2日は休肝日)
生活習慣病対策 運動
生活習慣病対策には、ウォーキング、水泳などの酸素を使いながら長時間続ける「有酸素運動」が効果的です。
▼有酸素運動
有酸素運動をしている時、筋肉は脂肪を燃やしますが、まず、血液中の脂肪が優先的に使われます。有酸素運動を始めてから、20分以上経たないと皮下脂肪や内臓脂肪は燃料にならないと考えてください。
血液中の脂肪分をある程度使い終わると、ようやく皮下脂肪や内臓脂肪が使われるようになるのですが、細胞を分解して取り出さない限り、燃焼させることが出来ません。この脂肪を分解する酵素のことを「リパーゼ」と呼びます。
リパーゼがきちんと働かないと、溜まった体脂肪は使われません。リパーゼは、低温では細胞を破壊する働きが鈍ってしまうので、有酸素運動はある程度続けることが条件になります。
有酸素運動で脂肪を燃やすには、20分以上を目安にしましょう。 |
水泳
酸素不足(無酸素運動)になりやすいので、長く続けることを心がけてゆっくりと泳ぐ。クロールよりも平泳ぎの方が無酸素運動になりにくい。
サイクリング
急な上り坂を無理に上っても、無酸素運動になりやすいので、その場合は、自転車を降りて上る。
ジョギング
「疲れた」「苦しい」と感じたらペースを落とし、回復したらペースを上げる。
ゴルフ
運動が途切れることが欠点。立ち止まってしまうと筋肉の温度は元に戻ってしまい、脂肪は燃えないので、プレーする直前に20分のウォーミングアップ運動を行う。